寝ていても痛い膝…それは本当に「膝だけ」の問題?

膝の痛みは、

基本的には

・歩くと痛い

・立ち上がりで痛い

・階段で痛い

といった「荷重時」に出ることが多いです。

これは、関節軟骨や半月板、炎症など、膝周囲の筋組織などに負担がかかることで起こる典型的なパターンです。

膝痛を整体的な視点で考える

ですが、

寝ているのに膝が痛い

安静時や荷重時以外にも、痛みズキズキする

こういったケースは、少し見方を変える必要があります。

荷重はしていない寝ている姿勢で痛いこと、そんな方もいらっしゃるもかと思います。

安静時痛=すべて膝の問題ではない可能性が高い。

もちろん、循環系の要素による疼痛であったり、

・骨壊死

・強い炎症

・感染などの病態

といった、医学的に注意が必要なケースもあります。

そのような場合は医療機関での適切な診断が最優先です。

しかし実際の臨床では、

・注射をしても改善しない

・膝のリハビリを続けても変わらない

・画像では「年相応」と言われる

それでも安静時の痛みが続いている、という方が少なくありません。


膝の痛みは、「結果」

安静時や寝ている時にはそれほど負担がかかってない膝関節であるのに、痛むことでお困りの方、もちろん荷重時の痛みでも同じことは言えます。

その膝の痛みは結果であるということ。

膝は“中間の関節”である。からです。

膝は、

上に股関節

下に足関節

を持つ「中間関節」です。

そういうことから、

✔ 足首の動きが悪い

✔ 股関節が硬い

✔ 骨盤や腰の動きが少ない

こういった問題の“しわ寄せ”を受けやすい場所なのです。

特に、寝ている姿勢での痛みは

神経系の影響 腰椎由来の関連痛 股関節周囲の緊張による牽引ストレスなどが関与していることもあります。

腰からくる膝痛?

腰から膝にかけては、神経がつながっています。

腰椎の動きが悪かったり、神経の滑走が悪くなっていると、

膝に「実際の損傷がなくても」痛みが出ることがあります。

いわゆる「関連痛」というものです。

この場合、いくら膝に注射をしても、

膝周りを鍛えても、

根本的な改善にはつながりにくいのです。

他にも足首の硬さが膝を壊すこともあるので

足首がしっかり背屈できないと、

しゃがむ

階段を下りる

歩行の蹴り出し

の際に、膝が余分にねじれたり、前に突き出したりします。

これが慢性的なストレスになります。

膝を守るためには、

足首の可動性も重要なのです。

股関節の安定が膝を守る

股関節は身体の土台です。

股関節がうまく使えないと、

膝で代償する動きが増えます。

特に中殿筋や深層外旋筋がうまく働かないと、

膝は内側へ入り込みやすくなります。

これが痛みの引き金になることもあります。

膝が悪い=膝を改善する、ではないことも多いです。

膝の痛みも、「全体のバランス」が大切。

痛い場所が原因とは限りません。

特に、

✔ 寝ていても痛い

✔ 施術や注射で変化が乏しい

✔ 日によって痛みの場所が微妙に変わる

こういった場合は、身体全体のバランスを見ることが重要です。

身体は全体で1つ、全体のバランスが大事

膝痛といっても、

・本当に膝の問題なのか

・股関節や足首の影響なのか

・腰や神経由来なのか

見極めることが大切です。

当院では、膝だけを触るのではなく、

足首

股関節

骨盤

腰椎

まで含めて評価します。

「なかなか改善しない膝痛」でお悩みの方は、

一度、視点を変えてみることも選択肢のひとつかもしれません。

ご希望あれば、ぜひ一度ご相談ください。

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