身体と心。とても大事な関係。。
心は身体でもつ。身体は心でもつ。
整体という生業をさせて頂いているので、当たり前ではありますが、身体の症状や痛み、身体の機能や状態に関しては、それなりの理論、見立てをもってやらせていただいているわけではございます。
ただ、身体の歪み、痛みを中心にケアをさせていただくだけではなかなかうまくいかないケースもあるわけでございます。
それを日々の臨床で経験させていただいていくうちに、以前からもこのHPに何度も書かせてもらってますが、心と身体の関係性や、いわゆるメンタル的な部分というものは、身体を調整する上でも、とても大事な要素ではあると思っています。
例えば、身体をうまく調整できて、歪みや痛みがとれたとしても、元に戻ってしまう要因には、生活習慣や癖・食事など、実際にはいろんな要素も関連します。
ただ、今回はそのような部分に関しては触れませんが、メンタル的な部分、心のケアを置き去りにする場合にも、症状や歪みがすぐに戻ってしまうというケースもあるということで書かせていただいています。
例えば、
整体などを受けて、身体は軽くはなったけど、いまいちその原因や理由、予防法などは分からずじまいで、身体は楽だけど、再発しないか不安な場合。。
仕事や日常生活で、大きなストレスを抱えている場合。。
何か、痛みは取れたけど腑に落ちない、完全にスッキリしない状態の場合、痛みが再発したり、楽にはなるけど、改善しない場合もあるはずです。
もちろん、痛みや辛さが原因で、心というかメンタルが下がってしまうこともございますので、そう意味合いでは、身体が変われば、自然と心も楽になると思います。
今度は、逆にという意味合いで、
例えば、痛みでいつもやっている趣味ができない。。
朝起きた瞬間から、腰や肩が痛いと、憂鬱な気分で朝を迎える。。
頭痛のせいで、家事や仕事に集中できないし、ヒトにやさしくできない。。などなど。
こういうことがあると、痛みがあるため、心も苦しい、元気もなくなってしまいます。
このような背景、理由からも、
身体が変われば心が変わる。と言われていますし、
逆に、心が変われば身体は変わる。とも言われています。
そのため、私は、トップページに身体が変われば心が躍ると書かせていただいています。
もちろん、心が躍れば、身体も変わるということです。
躍る??ってなんやねん。って話ですが。。(笑)
それこそ、病は気から。。という言葉もございますしね。。
もちろん、身体と心を結びつけたような言葉、通説は他にもたくさんあるとは思いますし、個人的に、特に印象深いのはヤクルトの元監督、野村克也さんの著書での言葉です。
『心が変われば人生が変わる』
- 心が変われば態度が変わる
- 態度が変われば行動が変わる
- 行動が変われば習慣が変わる
- 習慣が変われば人格が変わる
- 人格が変われば運命が変わる
- 運命が変われば人生が変わる
たぶん、有名な文言ではあると思いますし、心と身体での話とは少しズレますが、
やっぱり体調は大事ですし、身体と心はひとつ。と考えている私にはしっくりきました。
特に、何か目新しいことをここで書くのかと言われれば、、(笑)、そういうわけではないので申し訳ありませんが、、
たまたま、個人的にしっくりしたタイトル(笑)(心は身体でもつ。身体は心でもつ)が思い浮かび、、それをまた一つのページにまとめてみようと思ったのが、きっかけでこのページを書かせていただきました。。(笑)
ですので、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
実は、いまこの文章を書いている時期というのが、私自身、このお店を始めてからもうすぐ8年目になる頃ではございますので、自分の中でも、何か、日々の臨床で感じるコト、思いついたコトなどを時々書くようにさせていただきながら、自分自身の考えを整理させていただくという意味合いもありますので、よろしくお願い致します。
最後に、少し前になりますが、開業後、5,6年頃には、
『その先』を考える。整体院
このようなコンセプトとして、HP内にも書かせて頂いているわけでございますが、それとも少し似通った部分もあるんではないかと思っています。
身体を変える、良くするためには、身体だけでなく、『心』という存在にも注目しつつ、トータルでのケアが大事ということであり、身体だけ、心だけに着目するのではなく、2つの要素を並行してという意味でも、両方を見させていただく必要があるということを強く感じるようになり、そんなコンセプトが思い浮かんだという経緯がございました。