ページ作成中・・ではあります。良かったら読んでください。
以前にブログにも書いた骨折後や手術後の整体で書いた症例の方の具体的な経緯や流れについてのお話と、いろんな術後や骨折後に整体を通じてお力になれると想うことや個人的に考えている医療などのお話を紹介させていただきます。
いろんな骨折後の痛みや、手術後の後遺症などでお悩みの方にとって、何かのきっかけや希望になれば幸いです。
今回の方は、手首の骨折、詳しくは橈骨の遠位端骨折で手術をされた70代の女性になります。
残念ながら動画はないですが、ご本人さんには許可をいただき、詳細を書かせて頂いています。
その方が、術後約3か月の診察でお医者さんから骨も術後の経過も手首などの柔軟性も良いので、今後困り事がなければ、診察も今日で終わりで終了との有り難いご報告を受け、私自身も安堵したというお話になります。
あまり詳細を書くと、、誤解を生む?というか、何というか…、割愛させて頂く部分もありますが、個人的な意見であり、整体での効果にも個人差はございますので、参考程度にお読みください。
まず、私は、理学療法士として在籍していた医療の世界から離れてもう10年以上は経つので、最近の事情を詳しくは分かりませんが、保険制度やシステム状などの理由もあるでしょうし、手術をした病院では、骨折術後のリハビリが全くないとのことでした。
最近の病院事情を知り合いや他の方にもお聞きしたところ、手術をした病院でのリハビリがないことは結構多いそうですね。
ここ数年は入院期間も短くなっていますし、早期の退院が主流になり、術後は診察のみで、リハビリは他の病院さん?例えば、手術を依頼、紹介してもらった病院さんに任せるようなシステムも増えて来ているみたいですね。
ただ、個人的な見解ですけど、今回の方は術後ギプスでの固定期間が、、ちょっと長めな印象もあったのと、LINEや電話でのやりとりの中で、術後のリハビリがないということなので、それは流石に術後の手首の経過が心配なこと、また、手術をするために紹介をしてくださった初診の病院さんに行ったらリハビリをしてくれると思いますよ。という話をまずお伝えさせて頂きました。
その話をした上で、その女性の方は、もともと骨折する前からもう数年間通ってくださっていましたし、たぶん私が理学療法士っていうのと、他にも多少の理由があって、以前の病院には行かず、私のお店に通うとおっしゃって頂きました。
もちろん術後の定期診察はありますので、病院受診はしていましたが、ギプスを外してからの2日目くらいから、うちの整体に通ってくれたという経緯があった方でした。
自分を信頼して通ってくださってましたので、こちらにも責任はありましたし、そもそも私の整体院にとって、術後のギプス除去後すぐから通ってくれるような方は珍しいことでもありましたので、できる限り早く日常生活ができるようにと思って関わらせて頂きました。
もちろん、私が理学療法士としてのクリニック時代にはいろんな整形外科的な手術後の方へのリハビリはたくさん経験してはいますし、病院さんへの適応になるような、いわゆる整体でのレッドフラッグと思われるような症状の方には、病院受診をオススメするようなことはこの整体を開業してからも何度かありました。
そういう面では、整体が適応か、否か、病院受診をススメるべきかのリスク管理には多少の自信はございますので、骨折後や術後でもご希望があって、こちらで対応ができる症状であれば喜んでお手伝いさせて頂きますし、今回の方も、大きな問題や合併症などもないので引き受けさせていただいております。
どうしても、病院さん側も、リハビリの日数制限があったり、診療報酬的な面で、リハビリを提供したくてもできないケースがあるのも事実かと思いますし、私自身も理学療法士時代に経験していますので、今回の方への経緯にはいろいろと想うこともございます。
骨折術後やギプス固定後ににとても大切なこと
少し話は変わりますが、理学療法士時代には、外傷後の固定後やいろんな術後の管理・リハビリでとても大事なことは、まずは術後の場合には感染などの緊急性の問題の管理が大前提にはなりますけど、そこは省かせていただくことにして、術後やギプス固定後には血液循環などの管理、いわゆる浮腫みや腫れなどの早期の改善が重要になります。
ですので、術後の組織や骨折の治り具合、感染などは、もちろんお医者さんにお任せした上で、私達ができるのは、術創部(いわゆる縫った傷跡)を含めた患部などの腫れをいかに早く引くようにするかが、回復過程にはとても重要になるので、特に、抜糸後には、術創部を含めた、皮膚や筋膜などの組織の滑走性、血液循環を整えることを考えるわけです。
それを今回の方にもやらせていただきましたし、まず最初の段階では、1番意識した部分でもあります。
どうしてもお客様自身は、抜糸が終わっても、痛みはもちろんありますし、特に縫った部分を触ったり、動かすのは怖いでしょうから、その部分は理学療法士などの専門家に安全で無理のない範囲でやってもらうことをオススメ致します。
ただ、今回の方もそうですけど、特に、内科系の術後の場合は常識的にリハビリはほぼほぼないはずですし、女性で言えば、帝王切開後もリハビリがないケースのが多いはずです。
今回の方のこともあって、以前に骨折後の整体というテーマでブログを書いたこともありますし、医療の難しい狭間でお困りな方もいらっしゃるかと思い、このページも含めて書いています。
その記事にご興味あれば、、
骨折後のケアの重要性 ➡➡こちら
また、単純に内科系だけではなく、整形的な足の指や手の指、足の甲辺りの骨折など、先程書いた内科系の手術などなど、それが原因で、身体の不調や痛みなどがあるケースは結構あると思ってます。
ですので、今の不調がなかなか変わらず、困っているような方で、そういえば、骨折後にそのまま日常生活に戻ったこともあったなぁ〜とか、帝王切開なども含め、内科系の手術で大きめにお腹を切ったことがあるなど、、それが原因なのかな?って気になる方や術後から何か身体のバランスや感覚が変だなぁ〜って心当たりがある方は、ぜひ一度ご相談くださればと思ってます。
普段の整体でも、初回の方には、手術歴や骨折歴、事故の有無、スキーなどで激しく打撲したなどをお聞きしている理由はそういったことでもありますし、内科系の病気からでもいろんな身体への影響はあるかと考えて整体をしています。
今までの経験の中でも、内科手術後の傷跡など、怖くて今まで触ったこともないです。っておっしゃるお客さんも結構いるので、、その部分を少し触ってあげたり、動かしてあげることだけでも身体の柔軟性、困っている不調が変わることは全然あるかと思います。
整形外科的な手術後であれば、逆に術後の傷跡は普通に理学療法では、触りますし、それが動きの制限になるため、むしろ術後できる限り早期に動かすようにしています。
もちろん、整形外科的な手術では、関節を含むような手術?傷跡にもなるので、リハビリをするのは当たり前とも言えるとは思いますけど、内科系の手術であっても皮膚や筋膜などいろんな組織に傷跡は残っていますし、特にお腹を大きく切るような内科的な手術なんかは、腹筋なども切らざるおえないでしょうし、私的には、身体にとってはいろんな機能制限を起こすだろうと考えています。
いろいろと話は長くなってますが、、
今回の方に限っては、結果、無事に診察の終了が迎えられて安堵したご報告ではあり、まだ多少の不便さや硬さは結構残っているので、引き続きフォローさせて頂けたらと思ってます。
むしろ、もう診察終了??まだまだ可動域とかは十分ではないし、そもそもプレート入れてるのに、固定期間長いし、お困りこともまだあるのに、、ってのが率直な感想だけど、医療を経験した立場からすると、とにかく現場の方々は忙し過ぎますし、、いろいろと難しいところがあるのかもしれませんね…。
もうPT時代から、ずぅ〜とモヤモヤしてましたし、開業した理由の一つでもあるんですよねー。
最後に医療施設関連でのいろんな連携不足!?、、医療のいろんな狭間で苦しんでらっしゃる方がいるんであれば、一応、元理学療法士としても、何かお力に、お役に立てればと思っています。
実は、以前に骨折後の整体をブログに書いたのも、今回の方もそのうちの1人ですし、ブログを書いた時期には、もう1人手首の骨折後の痛みでお悩みの方も整体にきていました。
また、病院勤務時代だけでなく、この整体院を開業してからも、肩腱板断裂術後や、いろんな骨折後の後遺症、アキレス腱断裂後の痛み、足首の捻挫の直後の方、肉離れの痛みなどでも整体をご利用くださっているケースもございますので、そういったお悩みの方も一度ご相談くださればと思っています。
また、今回詳細を書くにあたって、70代の女性の方からは了承を得ていまして、何でも書いちゃって!笑とも言われたんですが、、笑、
私にとって一番大事なことは、医療の難しい狭間でお困りな方もいるだろうなぁと考えていることになりますし、それが今回書かせてもらった一番の理由になります。