雨が続きますね。。

最近は雨ばかりですね。。

急な寒さと雨。

寒暖差も強いので、体調が悪い方も多いようですのでお気をつけください。

 

こんなに晴れ間がないと、タオルを洗いに行ったコインランドリーは朝からいっぱいでした。。

 

最近は、ぎっくり腰という方もおみえですし、寒くなってきておりますので、お腹や足元を冷やさないようにご注意くださいね。

 

また、最後に、治療家さん、セラピストさん向けの記事を添付させていただきます。

 

本日は、理学操体での検査の際に一つのポイントにもなっている『意識のずらし』について書かせていただきます。

 加藤先生は、理学操体をする上で、検査がとても大事!!と言われており、検査は8割、操法が2割。という言葉もよく使われます。

クライアントさんと身体の状態・感覚を共有し、しっかりとした検査を実施することによって、明確なビフォーアフターにつなげることができるのだと思います。検査に関しては、皆さまもよく実践されているとは思いますので、そういった検査の中でも、私自身、検査の中で普段から意識している、『意識のずらし』についてご紹介させていただきます。

・『意識のずらし』

クライアントさんの訴えによって、腰痛や肩痛などさまざまであるとは思います。もちろん、主訴である部分の検査も必要だと思いますが、例えば、腰痛の方に対して、Iポジションであれば、片あぐら検査だけでなく、首や肩などの遠隔部位を複数検査することも意識のずらしに当てはまります。

厳密に言えば、日常生活などであまり実施しない片あぐら検査そのものも意識のずらしの要素が含まれているようにも思いますが、腰痛が主訴の方に関しても、肩や首などの検査をすることで、クライアントさんの身体意識を広げることにもつながり、施術後のビフォーアフターにおいても、いろんな部分、広範囲に身体変化が出ることが多いです。

また、クライアントさんが、痛みとは違う箇所に身体感覚としての左右差や硬さなどを感じることで、身体感覚に対しての気づきが生まれたりもします。

個人的には、この気づきという部分が『意識のずらし』のポイントではないかと思っています。

この『意識のずらし』における『気づき』については、痛い部分と違う部分を意識してもらうことで、主訴の痛い部分を一時的にでも忘れてもらうような利点や、全身の検査で確認された患部以外の左右差が、操法後に改善することで、自分の身体が変化する気づき、時にはそれは喜びにも繋がり、それによって主訴部分も含めた治癒能力が向上するなどといった好循環も生まれると思います。

特に、慢性的な症状でお困りの方には、痛みとは違う箇所へ身体意識を向けていただくということや、操法での快感覚を体験・味わっていただくことも身体が変化したりするきっかけにもなると思います。

こういう好循環が生まれるきっかけを作るためにも、検査は重要であり、明確な意図が含まれているはずです。改めて加藤先生がたびたび話される検査8割という言葉に重みも感じます。

もちろん、クライアントさんの状態、ケースにもよるとは思いますが、意識のずらし、気づきというポイントを考慮した上での検査をし、ビフォーアフターを実践してみることがいろんな好循環を生むきっかけになるのではないでしょうか。

日々の臨床で、検査をする上でのヒントになれば幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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