先日、来てくださった30代男性のK様。
1か月くらい前から、ふわふわする感覚、時々の頭痛がするということでお困りでした。めまいがするほどではないけど、ふわふわするっていう感覚があるらしい。
最近は、高齢者の方にも多く、メニエールではないし、めまいほどまではいかないけど、ふわふわする感覚があるそうですね。耳鼻科さんにもたくさん来るそうです。
でも、はっきりとした原因が分からないことのほうが多い。
こういう場合は、三半規管がある付近の耳や顎関節の影響が強いのではなく、ただ、自律神経系の働きが弱っているんではないかと考えています。
最近のような温度差が激しい時期や、季節の変わり目などの影響もあると思いますが、免疫系の中心でもある自律神経系の働きが悪ければ、立ちくらみのような症状もでるでしょうし、単純に、いろんな変化に対応できないんだと思います。
恒温動物でもある人間ですから、温度調節を含め、いろんなことに対して調節するのに大切なのが、自律神経だからだと思っています。
そういう意味では、日頃からのケア、生活習慣も多いに関係あるんだと思います。
実際に、K様の場合も、1回目の時に、顔や顎関節周囲を中心に施術してもあんまり変わらなかったので、2回目からは、顔や頭へ特化した施術は止めるようにしました。
全身を整えることを一番に考えて、身体の循環、自律神経系の働きに対して考慮するように変えてから、調子は良くなってきたそうです。
3回目の施術の後に、そのようなメールをいただきました。
ありがとうございます。
ただ、今回のK様の場合、1日5,6杯飲んでいたコーヒーやカフェラテを1日1,2杯にしてもらったのも改善した要因のひとつかもしれません。
カフェインの摂り過ぎも自律神経系への影響はあるでしょうしね♪
こういう日々の習慣への意識がけ自体が、身体に良いことであるんだと思います。そういう意味でも、痛みや不調は身体からのメッセージなんだと思いますよ♪
最後に、これからは暑くなり熱中症の季節に入ってきます。
皆様も、皆様の周りの高齢者の方などにも予防などしてくださいね。熱中症も自律神経の影響は大きいですよ。
暑くなったから、すぐにクーラーをつける。常に快適な温度で過ごすようなことに慣れてしまうと、変化に身体が弱くなるんだと思います。うまく体温調節ができない身体になってしまうんではないでしょうか…??
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
便利と豊か。とてもありがたいことですが、考えようだとも思います。。
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