本日は、産後約1年になるという30代女性のO様がお越しいただきました。
O様は、約1年前にお二人目を産んでらっしゃって、初産の後は、腰痛や股関節痛で動けなくなり、入院までされたというご経験があるという方でした。。。
今回も、以前と似たような症状が出てきているということで、心配になって来院されたそうです。
ちなみに、前回の出産後の症状は、病院の検査では原因不明だったそうです。
そういうコトは多々あるように思います。。レントゲン検査では問題がない。でも、痛みがあるし、薬を飲んでも変わらない…。
そんなこともあってか、今回は病院に行かず、10年ぶりに整体をうけようと思い、当院を選んでくださったそうです。
ありがとうございます。
O様は、他にも頭痛や便秘、いろんな症状をお持ちではあったんですが、、一番不安なのは、股関節痛と腰痛。
まだそれほど痛みなく歩けるし、動ける状態でお越しいただいたので、それが幸いしたとは思います。
理学操体のIポジと足首の調整でだいぶ変化があり、あぐら姿勢もできるようになりました。
腰や股関節には、ほとんど触れていないので、O様もビックリ。
足首が原因の可能性もありますよ♪とお話すると、へぇ~、そうなんですか??って驚かれていました。
腰痛や股関節痛であっても、いろんなところに原因は潜んでいますよ。
そんなお話をしていると、O様曰く、最近は、靴の片側ばっかり異常に減っていたそうで、身体のバランスの崩れ・歪みが出てきていたんだと思います。
ココは、ポイントだと思います♪
靴が普段より異常にすり減りが多いってことは、身体のバランスが変化している証拠。
それが、身体からのサインであり、不調から痛みへと変化していく予兆です。その段階で来てくださって良かったとも思います。
私がそのように考えている理由としては、
特に、当院で好んで取り入れさせて頂いている操体法の考えでも、身体の不調や病気というものを次のように考えられているからです。
まずは、歪みが出て、ツッパリ感や身体への変な感覚が出てくる。
で、次に機能障害、O様の場合であれば、あぐらがかけない、歩行が辛い。
そして、器質的な変化へと移行していくと考えられています。
こういった経緯、順序で病名などがつくわけだということです。
例えば、O様の場合ですと、腰椎のヘルニア、変形性股関節症?など。
そして、今回のO様は、もしかしたら、前回の症状も、器質的な変化が出る前の段階だったのかもしれません。
ですので、レントゲンや検査では異常はなし。
そして、本日の状態も、痛みや歪み、あぐらがつらいという機能的な問題がある状態。
そうなると、腰や股関節ばかりにフォーカスをあてても??って思うわけです。
歪みやバランスも含め、最初の原因を変えないと、なかなか症状は改善できないと私の整体院では考えています。
今回のO様のように、違和感が強い状態、つまり早い段階で来て頂くと、よりいっそう改善する可能性があると思いますよ。
結果にコミットする。。(笑)
いや、痛みや症状という結果にフォーカスし過ぎてはダメだと思って日々整体をしております…。
コミットする。は特に関係ありません。。(笑)
当院では、なぜ、痛みが出ているのか、何が原因でそうなっているかにフォーカスをあて、研鑽させていただきます。
つい、先日の人は、野球をしている高校生の腰椎分離症と診断された方も…なかなか大変な症状でしたが、ただいま経過を追わせていただいてるとこですので、また機会があれば報告させていただきます。
全く、分離部分や腰には触りません。悪化させては元も子もないですしね。
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