先日の土曜日は、東京で理学操体のセミナーに参加してきました。
昨日は、さらっと番外編から書かせて頂きましたが、今日も先日の東京セミナーことから少し書かせていただきます。
今回のセミナーは、今月の初めに当院に来てくださった理学操体の加藤先生のセミナーに参加してきました♪
そのセミナーでは、Iポジションで基本の座位姿勢やKポジションの基本である側臥位ではなく、仰向けやうつ伏せでやるような手技、技術のセミナーでした。
症状によっては、姿勢を変えるだけで全然状態は変わりますし、特にこの姿勢だと痛いという訴えもありますので、今回のセミナーでよりいろんな姿勢でのアプローチができるように勉強できたと思います♪
今回のように、私も少なからずセミナーなどにも参加しながら、整体技術の向上を考えてはおりますが、整体の技術というものはたくさんあるわけです。
ただ、どうしても整体の技術には完璧というモノが、存在しない。
ただ、結局は基本が大事であり、シンプルで分かりやすいというか簡単なモノほど素晴らしいものが多いように思います。
加藤先生ではなく、もう一人のK先生もよくおっしゃってましたが、より簡単に、よりシンプルに。。というのも大切。
実際に、加藤先生のIポジやKポジもよりシンプルに変わっているようにも思いますし、加藤先生自身もそうおっしゃってました。
そこはとても大事なことなんでしょうね。
私なりにも、よりシンプルにと常々思ってはいます。
また、整体を行う上でも、刺激の強さという意味でなく、刺激の量も少なく。とも思って日々やらせて頂いております。ですので、時間ではないですし、より短い時間で終わるほうが良いとも考えてもいます。
結局は、なるべく少ない回数で、なるべく少ない刺激で、そして、できる限り早く卒業していただくことが当院での方針。
改めて、そう思っております。
で、なんでこんなことを書いたかというと、(笑)
早速ですが、昨日の本(パタゴニアの『社員をサーフィンに行かせよう』)にも書いてありましたので(笑)。。少し紹介させていただきます。。
フランスの飛行家 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉
飛行機はもちろん、人間がなにかを作りだすとき、『シンプリシティ(簡潔)』という根本原理のみに従って作られたかのようなモノが生まれるということ。
さらに、
いかなるものであれ、『完璧』とは、加えるべきものがなくなった状態を言うのではなく、取り去るべきものがなくなった状態を言うのである。
という言葉。
さすがに整体では、完璧という技術は、これからさきも生まれないのではないかと思いますが、より洗練されていくと余計なものが省かれ、シンプルになっていくということは分かるような気がします。
ですので、整体をする時間も少なくなっていくはず。
私もそうかもしれませんが、いろんな物事でも何かを加えたり、あと、何を足せばとか考えてしまいがちですが、そうではないんでしょうね。。
学んだことのなかから少しずつ自分なりにそぎ落としていくようなイメージでいいくらいなのかもしれません。
いろんな仕事、モノ作りなどでも同じようなことは言えるのではないかと思います。
そんなお話をかかせていただきましたが、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます♪
ではでは、また。。
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