身体の繋がりはとても大事な要素
身体の繋がりは、とても大切です。
特に、当院では整体において、あまり痛い部分は触りません。それは、その痛い部分に原因がないためであり、また、悪くするようなリスクも減ることで、施術が安全です。
痛みは、結果であり、原因は別の部位にあるので当院では患部にはほとんど触れません♪
ですので、肩こりに肩のマッサージをして治らない。
腰痛に腰ばかり揉んでも治りません。
少し話が変わってしまうので…、詳しくは、痛み・歪みのページをご覧ください。
ここから ⇒ 歪み・痛み
◇では、なぜ?痛い部分と別の場所なのか?
①いろんな部分で身体は繋がっています。
細かい話になると、筋肉を包むような筋膜とか、皮膚はもちろんですが、骨も関節を介して繋がっているように、いろんな組織がそれぞれに繋がっているため、お互いに影響するわけなんです。
例えば、私のお店でもよくお話しますが、肩を上げるとするときに、横腹あたりの洋服をひっぱるか、ズボンに洋服を入れたままだと、洋服のせいで、肩の上りが悪くなると思います。
それと同じイメージで、腰の筋肉や背中の筋肉が張っていたり、バランスが悪くなると、肩は上げにくいし、重く感じるわけです。そういう部分を変えてあげないと、なかなか肩こりや肩の痛みが変わらないということです。
このような考えをもとに、痛みの原因は、別の場所!!と考えています。そのため、患部ではなく、全身のバランスが大切です。
②肩を上げる時には、まずはお腹が動く!!
身体の構造上、肩を上げる時には、まずはお腹の筋(体幹)が動くということは、科学的にも分かっていることです。
それから考えてみても、肩の痛みの原因がお腹や股関節の場合だってあるんです。
こういう考えは、スポーツでも一緒なんですが、有名なのは、野球の投球動作だと思います。野球では、肩や肘に痛みがでることが多く、投球フォームの問題で肘や肩に負担がかかる場合がありますが、身体の別の場所の動きが悪いせいで負担がかかるわけであって、肘や肩そのものに問題がないことも多いです。
くどいようですが、痛みは結果であるということです。
上図のように、投球動作は、下肢から始まる運動の連鎖であり、身体のどこかに弱さがあれば、うまくボールに力も伝えられずにパフォーマンスが低下したり、ケガをしてしまったりすることがあります。
もちろんスポーツ障害は、いろんな要因はあり、その障害の種類によってさまざまではありますが、痛む場所に湿布や電気だけの治療、安静だけで様子を見るっていう方針でなかなか改善がみられない場合などに一度、ご相談いただければ、私のお店でも力になれることはあるかもしれませんよ♪
詳しくは、スポーツ障害のページもご覧ください。
ここから ⇒ スポーツ障害
③スポーツだけでなく、普段の生活でも同じ!!
スポーツの話にもなりましたが、それは、一般の動作でも一緒になります。モノを運ぶようなお仕事、作業で身体を使うような場合でも、全身の繋がりが大切であったりしますので、局所や患部だけに目を向けるのではなく、全身のバランスを整えることをおススメいたします。
例えば、車のシートベルトを取る時に、後ろに肩を回す時に痛い。。こういうヒトも多いように思いますが、肩だけを使うような身体の使い方、動きだと痛いわけです。これに、少し体幹の動作をうまく使えば、肩の痛みが変わったりしますよ。
普段の生活から、局所的に負担がかかってしまう身体の使い方えおしている方は多いため、全身の繋がりを意識して、身体を使えると凄く楽に生活を送れるようになったりします。
少しこまかい話ですし、長くなりましたが、身体の繋がり。これはとても大切なことであり、当院の整体でも意識しているところです。
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