ぎっくり腰の症例紹介
*以下の文章は、以前のブログから抜粋しております。
また、2019年に更新させていただいた、ぎっくり腰、腰痛に関する記事もあります。
➤➤ ぎっくり腰について もどうぞ。
★NEW 2020年更新
なおえ健康院が考えるぎっくり腰について。
検査動画を交えていろいろと、、書かせていただきました。
ぎっくり腰はぜひお任せください。
➤➤ なおえ健康院のぎっくり腰
お客様の紹介で来院して頂いた30代男性のお話です。
以前、一度来て頂いたんですが、どうしても痛みが強く動けなかったそうで、病院に入院された方です。
診断では、軽いヘルニアで手術の必要はないとのこと。
で、その方が退院されたのが3週間後…。
その間は病室で安静にされていたそうで、痛みは落ち着いたけど、歪みというか、身体がおかしいという感覚が強かったそうで、退院後、すぐに当院に来て頂きました。
そもそも、その方自身も、入院中、少しのリハビリとほぼ安静で、あまり変わらず、抜け出してうちのお店に来たかったそうです。。そして、実は、私自身も次回予約をいただいてましたが、入院によるキャンセルとなり、、心配というははがゆい想いもあり、、入院先に行こうかな?(笑)って本気で迷っていた経緯もございました。さすがに行けなかったですが、、。
やっぱり退院後もかなり歪みは強い方でした。痛みはそれなりに引いてましたが、誰が見ても身体がゆがんだ状態。。
背中からの写真撮らせていただけばよかったです…。
座位での施術、理学操体を中心に施術し、その翌日も連続で来て頂き、ある程度は戻ったとは思うので一安心。
私自身、病院での勤務経験があるので、システム上のことなどでいろいろと難しいことはあるとは思うんですが、いろいろと感じたそのお客様との出会いでありました。
実際に、最近の医学的な本でも
●およそ85%の腰痛はさまざまな検査を受けても原因を特定しきれない
●腰痛がない人でも、X線やMRIの画像で骨にずれがあったり、骨が減っていたり、ヘルニアが見つかったりということはよくあること
●腰痛があるからと安静にし過ぎるのではなく、できる範囲で日常生活を送るほうが予後がよいとされています。
いろんな情報があり、何が正しいかの判断も難しいところではあると思いますが、良く調べて自分で選んでもらえればなぁとも思います。
腰痛だから、腰が原因とは限りませんよ。
当院の腰痛に関する考え方はこちらから。
ぎっくり腰になって2日目の方が来院されました。初めて来て頂いた30代男性の方のお話です。
特に大きな要因はなく、ぎっくり腰になって歩くのが辛いという方でありました。昨日の日曜日の寒い天気の影響か、昨日も痛みがあるにもかかわらず、たくさん歩いたり立ちっぱなしであったことが一番の原因だと思いますが、ぎっくり腰の2日目の昨日の方が痛い、辛いということで来院されました。
動作は遅く、歩くときに左足を付く衝撃が痛いのと、寝返りや起き上がりなども辛いとおっしゃられていた方です。
座っていれば平気!ってことで、
座るのが問題なければ、腰痛の緩和をできる手段はあると思いますよ!とお話しして施術が始まりました。
また、細かくなり過ぎると…なので、簡単に書くと今回はほぼ動きの整体でした。
座位でできることからスタートしました。
この方の場合、座って足をベッドに上げたりするのは、ゆっくりであればできましたので、だいぶアプローチはしやすかったです。本人も触った時にお気づきのようでしたが、左の腰あたりに腫れというか、筋肉が盛り上がっている箇所がありました(汗)。ちなみに足のシビレはなかったです。
何度か、というか慎重に少しずつ、足を上げて片あぐらをしたり、足部に刺激をあたえたり、重心の移動をしたり…。
そうすると徐々に足の動きが出て、緊張も緩んできましたので、少し歩いてもらいました。
この段階で痛みは約半分。まだ少し痛みますが良くなっているとのこと。
お客様もこの段階で少しの笑顔と、なんで??という表情で半々な感じ。
そういう意味では、まだスイッチは入っていない感覚でした。
で、まだもっと良くなりますよ!というお話をして続き…。
受傷後2日目で、この段階では痛みが半分くらい。
こういうときにあまり無理をし過ぎたり、欲張るとダメな時もありますが…、本人もいけそうな感じというのと私にもそれなりの確信と見立てがあったため、次の段階へ。
また、もう一度同じことを繰り返し、腰部の腫れも触った感じも変化してきたので、寝れそうですよね?という確認を本人にしてから、寝て頂き、ちょろちょろと骨盤などの調整、他にも少し調整しました。その後、ゆっくり起き上がってもらったり…。省略します…(汗)。
こういうふうに、本人がすっと寝れる、起き上がれるという自覚というか経験もすごく大切なんだと思います。それが、身体への気づきであり、身体の良くなるスイッチが入ることでもあると思っています。
できるんだ!という認識というんでしょうか?言葉でお伝えするのは難しいんですが…。
最終的には、ぎっくり腰などは、痛みに対する防御反応をどういうふうに取り除いてあげるかというのも大切なことだと思っています。痛くなった部分というのは、ある程度は日にち薬で徐々には良くなっていくものでもありますし、痛い部分が結果ですから。
ただし、急でズキズキとするような激しい腰痛、夜に眠れないほどの安静時の痛み、急な尿漏れや激烈な痺れなどの場合は、病院に行っていただくことをお勧めいたします。
今回のお客様の場合、走れるほどの感じまで良くなってはいませんが、歩くのは痛くないし、本人も触られても『腰の腫れもないですね~!』って驚いて笑顔で帰って頂きました。
ある程度の日常生活には支障はないくらいまで良くなったので、そこで終わらせていただきました。
ぎっくり腰の後の防御反応、痛みからのいろんな弊害を、注射で痛みを一時的になくして取るのか…、徒手的に取り除くか。注射で痛みだけを取り除いた場合には、歪みは残ってしまう場合があり、再発する可能性は高い気がいたします。
実際には、ぎっくり腰のレベルや症状にもよりますが、病院勤務時代では、私自身も即注射というか、注射でしか何もできないなぁって思っていた頃と比べると、身体って、凄いというか、素晴らしい!って実感させられます。
本日の最後のお客様は、
開院してまもない2013年の5月頃に来て頂いた方です。
約6か月ぶりくらいに来て頂きました。
数年前にぎっくり腰をされており、趣味でマラソンなどもしている運動系の30代、男性の方でした。約半年前に1回来院されて、2回目の来院はなくそのままだとその後の経過が気になるのが、この仕事の辛いところでもあります。
聞かなくていいこともあるかもしれませんが…。
『前回の施術後、2か月くらいは状態が良かった。』
『ぎっくり腰にはなっていない。』と、
今日、お聞きしました。
『良かった。』 ホッとしました。
今日は簡単な身体の調整をさせていただき終了しました。
マラソン、頑張ってくださいね。
本日、来て頂いた40代女性、S様のお話。
昨日の夜に腰を痛めて、朝起きるのが辛く、車に乗って仕事に行くのも大変だったそうで、会社を早退して当院に来て頂きました。
いわゆるぎっくり腰のような症状。
前かがみでゆっくりと歩いていらっしゃって、車の乗り降りも大変という方でした。
足へのシビレなどはなく、アクセルを踏むのを痛い、靴下が履けなかったという状態。
お店をさせて頂いてから、何度かこういう症状でお困りの方を経験させて頂いていますので、それなりの見たて、予測ができるようになったのが自分でも分かるようになってきました。
理学操体のIポジションなどを使用し、一度もベッドに寝ることはないまま、施術は終了しました。
途中で何度か歩いて頂き、身体になじませる、身体に認識してもらうように、ゆっくりと慎重に少しずつ解きほぐしいく感じ。
ご本人さんの感覚では、施術前と比べて、2/10までの改善。
歩くのには、ほとんど問題はなく、靴下も履けそうな感覚。
ここまでで私の仕事は終わりかなぁ~って感じました。
当院はそんな整体院です(笑)。
*お客様の声のページより抜粋しております。
数年前に、ぎっくり腰になって以来、たびたびと起こる腰痛に悩まされている方。
腰の曲げ伸ばしをして頂くと、動く部分が腰の下の方ばかりでした。
腰痛など、再発を繰り返したりする人は、負担のかかりやすい姿勢、運動のパターン化がよく見られます。一般的に、腰の曲げ伸ばしでは、バランス良くきれいなアーチを作るように、背中、背骨全体で曲げたり、伸ばしたりとできると良いのですが、この方のように、腰の下の部分、ある特定の部分だけの動きが大きい人がたくさんいらっしゃいます。
そうすると、常に同じ部分の筋肉が張ってきたり、同じ部分ばっかりを動かすことで、そこへの負担が大きくなってしまいます。
だから、突然起こると思われているぎっくり腰も、これまでに積み重ねてきた身体の使い方であったり、ちょっとした要因があったりもします。
いきなり起こるものがぎっくり腰である、と一般的には思われているとは思いますが、決してすべてのぎっくり腰がそうではないと思って頂いたほうが良いとも思います。
こういう方には、動きの悪い部分を動かすような誘導と正しい運動の繋がり、連動を意識したアプローチをしていきます。普通よりも、縮みすぎてしまっている筋、伸びすぎてしまっている筋のバランスを整えていきます。
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