ぎっくり腰でお困りの方へ
私が病院勤務時代、ぎっくり腰の方(病院では腰椎捻挫など)には、レントゲンやMRIでの検査、注射や薬での経過観察が自分自身にとっても常識として過ごしていました。特に、痛みが強い場合には、薬もしくはブロック注射のみで当日にはいわゆるリハビリもありませんでしたので、私自身が携わることはなかったことがほとんどでした。
もちろん、これはスタンダードというか安全ではあると思いますし、腰痛でも肩痛でも、腫瘍などの大きな病気のリスク管理も含め、レントゲン検査やMRI検査などは必要と思います。
そういう意味合いはご理解いただき先を読み進めていただければと思います。
ただ、なぜこのようなことを書こうかと思ったかいうと、どうしても仕事や家事など、日々の生活でぎっくり腰などで休んではいられない、、でも、病院通いだと、ある程度動けるけど、安静も含め、社会復帰にそれなりの時間がかかったりするのも事実と思います。
そういう理由や背景もあり、病院診察後に、すぐ当院にお越しくださる方、病院には行かず、当院にお越しくださる方もいらっしゃいます。
当院に来て頂くほうが早く復帰できる場合も多々あるように感じます。
そこで、頻繁にぎっくり腰になりお困りの方には予防やなぜぎっくり腰になるのか?また、まさに、今、ぎっくり腰の痛みでお困りの方などに読んでいただければと思いこのページを作成しています。
*だいぶ⇩下のほうになりますが、実際の臨床での検査動画もご紹介させていただいていますので、よろしければそちらもご参考にしてください。
それよりも、まずは、臨床動画などをご覧になりたい方は、
➤➤ ぎっくり腰の臨床例
*動画だけでなく、細かいですが、下記の文章もお読みいただければと思います。
当院でも、ぎっくり腰にの方へのお手伝いをできます。
この店を初めさせていただいてから、
たくさんのギックリ腰の方がおみえです。
発症当日と考えられる方も多くいらっしゃってますし、症状は人それぞれですが、強い痛みの方だと、腰がくの字に曲がった状態で歩くのもやっとの方や靴下が履けない、ベッドに座って頂いて、膝がほとんど上がらないような状態の方などにも整体をさせていただいております。
中には、自分では運転はできず、店舗前の駐車場から数分かけて院内に入って頂くような症状の方もこれまでにお越しいただいた経験もございますし、下肢のしびれが強い方、病院での注射を数回打ってもなかなか改善しなかった方など、いろんな症状の方がおみえですので、一度ご相談くださればと思います。
*ただし、当院では対応するのが適応外の可能性もございます。
例えば、排尿障害などもある方、動くこと自体がかなり困難で、車などを使った移動もかなりキツイなどの場合、少し様子を見ていただく場合や、リスク管理含め、腫瘍など、、病院診察が最優先の場合もございます。
整体としては、どのようなことを提供しているのか?
症状の度合いにもよりますが、かなり強い場合、当院では、座ったままの施術でその日は終了となることもございます。
皆様もご経験があるかもしれませんが、どうしても一度寝てしまうと、起きるのがかなり痛い、数分かかってしまう場合もあるとは思います。立ってしまえば少しは動けるけど、その起き上がる動作が辛いはずです。
そんな方には、座ったままでの施術でも随分と効果はございますし、ベッド上で座ったままの施術だけでも、お帰りの際には、それなりに普通に歩けて帰って頂けることが多いです。
もちろん、こういう方の場合、歩けるけど、まだ数日は寝起きには痛みは伴います。ただ、デスクワークなどのお仕事なら、『なんとかいけました!』と翌日や数日後に来院されてお話してくれる方も多いです。
理由としては、整体中に寝起きをすることで悪化する恐れもあるので、そのリスク管理とその方の症状により判断させていただいております。
次回の来院時には、横向きや上向きでの施術まではできるようになるイメージです。
このHPにも何度も書いている技術ではありますが、当院では、理学操体という概念での手技でそういった症状に対応をさせていただくことが多いです。
上の写真のように、こんな形になるのは、施術の後半や症状の軽い方ですが、最初はなんとかベッドに座っていただければ施術可能です。
このHPでも、『動』の整体と勝手に書かせて頂いている理学操体でのIポジションという手技を中心に行い、全然足が上がらないくらい強い痛みなどの場合には、
↓下の写真のように座った状態で、少し下に踏み込んでくださるという動きで少しずつ動く範囲を変化させていくことも頻繁にやっています。
痛みで止めてしまっている動きに対して、
動きの再学習をしているイメージです。
徐々に踏み込めるようになれば、足も自然と上がってきて靴下を履く動作などが可能になります。かなり上がるようになれば、寝ていただく操法に移ります。
また、理学操体のイラスト動画でもIポジションという手技内容をご紹介させていただきますので、ご参考にしてください。
理学操体とは? ➤➤ 詳しくはこちらから。
身体への刺激は、ソフトで十分ですし、痛みのない範囲で動いていただきます。
動きを伴うことで、歪みや不調は自然と戻りますよ!!
痛みが強くて動かない、動かせない症状を可能な動きから徐々に動かしていくイメージで身体の変化を無理なく促します。
その際に、どこか原因なのか、足であったり、首であったり、腕であったりさまざまですので、ポイントは人によってさまざま。
また、痛みが強いため、全身に力が入り、失礼な言い方にはなりますが、ロボットみたいな動作しかできない方もいらっしゃるので、その動作を正常に導いていくことをさせていただきます。
ギックリ腰が変わる当院としてのイメージや考え
では、なぜ、この手技で変わるのか??というところを書かせていただきます。
そもそも、ぎっくり腰やぎっくり首などの急な症状は、その瞬間に急になるというイメージをお持ちの方が多いとは思います。
そうではあるんですが、
いろんな方が言われているような理由として、
- いつもやってた作業をした際に痛みが出て動けなくなった。。
- 朝寝起きで顔を洗ったときに。。
- いつもやらないような引っ越し作業で重いものを持った ➤➤これは例外に入るともいえます。
- 下にあるモノをただ取ろうとしただけ。。
- 何かでバランス崩した際にグキっと。。
- いつもやっているトレーニング中に痛めた。。
- 腰が痛いなぁ、、って思ってたら徐々に動けなくなった。。
このようなきっかけで痛みが発症した方も多いんではないでしょうか?
何が言いたいかというと
普段はできている動作で発症することが多いということです。
そのため、その症状が出る手前の段階があるはずですし、普段はできる動作で痛めてしまっているというのが現実のように思います。
もちろん、全部とまでは言えませんが、
だいたい身体が疲れていたとか、忙しい時期や季節の変わり目など
発症する前には、何か身体に歪みや不調がある場合がほとんどです。
お客様にお聞きしても予兆などがあったということもお話されます。
ですので、その動きができなかったのには理由があり、人それぞれ原因もさまざまになるということです。
例えば、お客様からよくお聞きする経緯として、これは活動的な要因にもなりますが、
- 数日前に寝違えがあった
- 仕事や飲み会続きで寝ていない
- 疲れがピークだった
- もともと腕や足、肩など痛めている、もしくは慢性化した痛み
- 数日前に打撲や捻挫など、身体のどこかを痛めたなど
いろんな理由がありますので、ギックリ腰という痛みの出方や訴えは同じでも
原因は人それぞれのため、そちらを解決すべきと思うので、注射や薬とは違ったお手伝いができると考えています。
まずは以前の生活ができるような動きを動きの整体の中で
再構築していくということです。
くどいようですが、(笑)下の写真のように座ってもらった状態で足先への施術でも足が上がりやすくなったり、動きを導くきっかけ作りにもよく使用します。
腰以外への部分には、少し痛みを伴う施術を使用しますが、下の写真のような施術でも変わったりします。
*あくまでもひとつの方法ですし、それも人により変わります。
痛いから動きたくないというのは、身体の反応ですし、ある意味仕方のないことです。
その原因となっている箇所は考慮せず、もしくは触らずに、痛い部分、腰だけにしか着目しない場合、
なかなか良くなりませんし、痛みはそれなりに取れても身体の歪みが残ったり、
朝起きたら、また同じように動けない。なんてこともよくあるはずです。
ですので、注射や薬、腰の電気ではなかなか改善しないはずです。
そういう考えでやらせていただいているので
早期復帰のお力になれるように思いますし、
少し話は変わりますが、逆に言えば、何度も繰り返してしまう方には、
予防法や、定期的な来院によるメンテナンスもおススメしています。
予防法など、メンテナンスの意味合いは、➤➤ こちら をどうぞ。*作成中
お越しくださったお客様の動画
実際にぎっくり腰でお越しくださったY様に動画を撮らせていただきました。
分かりにくいかもしれませんが、
▶ボタンがあると思いますので、クリックしてください。
*施術効果は、あくまでも個人の見解であり、症状によって変わります。
Y様は、仕事中に痛くなり、お仕事を早退されて、
その日に当院にお越しいただき整体施術をさせていただきました。
施術動画は撮影しておりませんが、上記の写真などの足上げ姿勢からの踏み込み操法、
可能な範囲での理学操体≪Iポジション≫、ふくらはぎの調整など、ほとんど座った状態で整体をさせていただきました。
ご参考になれば幸いです。
また、最後に、以前にもこのHP書かかせていただいている
ぎっくり腰に関する記事もありますので、
よろしければ、こちらもお読みください。 ➤➤ ぎっくり腰の症例
最後までお読みいただきありがとうございました。
病院や接骨院さんではなかなか改善しない腰痛やぎっくり腰
早期の復帰がご希望、電気や薬での治療などの通院を好まれない方など
ぜひ、一度お越しくださればと思います。