操体法のこと

本日もプロの方向けの記事となります。

今日は、昨日理学操体のページにコラムを掲載させていただきましたので、ここでも紹介させていただきます。

 

以下、本文です。

 

本日は、理学操体を実践していく上でも重要な操体法の考えと、『快感覚などの感覚的な要素』について触れてみたいと思います。

また、今回の記事は、これから理学操体を学びたいと思っていらっしゃる先生方に読んで頂きたい記事ですのでよろしくお願い致します。

●理学操体における操体法の重要性

以前、当院で実施された加藤先生のダイジェストセミナーの時にも、加藤先生はセミナーの冒頭部分で橋本先生や操体法の考え方をお話してくださいました。

そして、他のセミナーなどでも、陰と陽のお話、操体法と理学操体との関連性など、頻繁に加藤先生のセミナーでお聞きするので、操体法はとても大切な内容であると思います。

個人的には、理学操体の手技をする上で操体法という考えに触れることは、抵抗のかけ方や操法での拡がりを創り出すためにはとても大切だとも思っています。

私自身、理学操体という考えから学び始めましたので、操体法という考えに触れてからのほうが、より深く理学操体を学ぶことができたと思います。

もちろん、操体法をご存知の先生方が多いとは思いますが、理学操体を行うときの抵抗のかけ具合や操法で困ったときなどにおける判断などは、操体法を知っていると解決することも多々あるとは思いますので、これから理学操体を学びたいと考えている方は、ぜひ、操体法の考え方にも触れてもらえればと思います。

●操体法での原始感覚・快感覚について

まず、はじめに、操体法における快感覚については、操体法に関連する著書から抜粋させていただくと、

『原始感覚と呼ばれる、身体で感じる感覚の中のひとつ』として説明されています。

原始感覚とは、なにげなく頭を掻いたり、あくびやくしゃみなど、無意識に行っているなにげない動作のなかにある感覚のことであり、それらの行為を味わう中で快感(気持ち良い)というものに繋がっているものであるとも表現されています。

もちろん、不快という要素も原始感覚にはありますが、操体法では、この快感覚を味わうことが身体には自然な理であり、基本的にはそれを選択するほうが良いとされています。また、操法の中だけでなく生活においても快感覚に従って行動することも推奨されています。

実際に、私自身の普段の臨床においても、理学操体のIポジやKポジなどの操法中に、クライアントさんが自然な感じで(無意識に)『気持ち良い~』って、声に出したときには、操法後に身体がガラッと変わるようなことを経験したことがあります。

これは、操体法でいう快感覚を味わっている現象であるといえると思いますし、寝起きなどに普段何気なく行うノビのようなものと同じではないかと私は考えています。

例えば、皆さまも何気なくノビをしたりするとは思いますが、それにより何か身体がスッキリするような感覚を感じたり、血がめぐるような感覚があったりしませんでしょうか?

そんな動きは、寝起きに身体を動かす前の自然な動きとして意識せずにやっているのものであり、私としては、そういうノビなどの一連の動作は、身体が勝手に自分の身体を調整しているんではないかというイメージで考えています。

そのため、普段の臨床の中で、動きを伴った際に発せられるこの『気持ち良い~』という表現や現象は、身体が変化する・治るスイッチが入ることに繋がるのではないかと思っています。

少し分かりにくい内容だったかもしれませんが、もし、操体法にご興味のある方は、ぜひ一度、操体法の本を読んでいただければと思います。

●実際の臨床での『快』の感覚ついて

もちろん、臨床においてこの『快』の感覚を追いかけることばかりが良い操法に繋がるというわけではありませんが、 実際の臨床で、たとえ『気持ち良い~』っていう言葉として発せられなかった場合でも、その時のクライアントさんのしぐさや表情などからも快感覚が生まれているという判断ができるのではないかと思います。

そして、この『気持ち良い~』などの快感覚をともなった操法が生まれた場合には、その感覚を十分にを味わってもらう時間、『間』が必要だと思いますので、次の操法に移る前に、『間』をしっかりとっていただくことも大切だと思います。

最後に、操法の中でこのような快感覚を導くポイントとしては、操法中の抵抗のかけ方だけでなく、以前に下井先生が書いてくださっていた操法中の声掛けや『声の手』というのも大切な要素になると思いますので、意識してみてはいかがでしょうか。

今回は、操体法という考え、その特徴でもある感覚的な部分のお話を長々と書かせていただきました。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

11月3日 (金・祝)理学操体東京1デイセミナー
11月19日 オーストラリア(ブリスベン)セミナー
12月3日 (日)福岡セミナー

 

詳しくはコチラをご覧ください。
http://sendai-hihumi.main.jp/

また、当院でも練習会を開催します。

◆11月26日 三重理学操体練習会:場所(当院) 18時30分から2時間程度 (残り3名)

 

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