整体と身体のスイッチのお話

スイッチが入るきっかけかも??というお話

 ※ ブログから抜粋しております。

 以下、ブログの文章です。

 症例① マラソン時の膝痛

 
 先週末に来て頂いた30代女性のお話です。

 初回の来院時のお話によると、疲れがひどい時は、マッサージ店に行かれていたとのお話でしたが、今回が整体のお店は初めてという方でした。

 趣味のマラソンで走り続けた時に出る膝痛が一番のお悩みではありましたが、肩こりもひどく、反り腰というか姿勢も良くない印象の方でした…。

 マッサージ店でも凄く凝ってますね。と言われていたそうですが、本人にあまり自覚はない様子…。

 自覚のない肩こりなどは、慢性化していることが多いとは思いますよ。こういう肩こりにはほんとにいろんな要因がありますが、なかなか改善しにくいです。ただ、この方の場合は膝痛がメインの訴えでした。膝は普段は痛くないけど、長く走ると痛い。反ってしまっている姿勢や肩こりはあんまり気にならない。

 えっ。そんなに姿勢悪いんですか?からスタート…。

 かなり大変そうな方だなぁってとこからのスタートでした(汗)。

 姿勢が悪い、歪んでますよ!って言われることで変に気にし過ぎることも良くないというか、伝え方には難しいところがあるんですが…。

 細かく書くとさらに長くなりますので、

 2回目の来院までは半信半疑で来て頂いてようにも思いますが…、最初は、身体は軽くなるし、肩は上がりやすくはなるんですけどねぇ~。でした。

 で、施術の中でお仕事のこと、お仕事での環境などなどのお話をして、3月はお仕事も忙しくてマラソンの練習もしていないので、膝が痛くないか痛いかも分からない…って中で通い続けて頂きました。ありがとうございます。

 そして、前々回が3回目の来院だったと思います。

 お仕事ではいつも力が入ったり、緊張していませんか?

 仕事は全部引き受けて、忙しくても、断らないんじゃないですか?

 みたいな事をお話して、『快』感覚を探すちょっとした運動をして頂きました。理学操体の考えです。

 『気持ち良い~』をそれなりに味わっていただき、

 すると、お客様が力が抜ける感じってこんな感じなんですね。と一言。

 施術後の感想は、軽いけど、何かまだ変な感じ。

 まだ、スイッチは入りきっていない様子…でした。

 それで、前回が4回目の来院だったんですが、お話の中でお客様から寝る時に背中が浮いているんですよね~。って言葉。

 そうなんですよね。と私。

 今日はポール操体をやりましょう!

ストレッチポール

 ポールに乗って運動した後は、背中がピタッとベッドに付く感覚になります。

 『えぇ~、こんな感覚初めてです。』

 凄く楽に寝れている感覚だそうです。

 このまま2,3分ほど、放置…。

 てゆうか、その感覚を味わってもらい、身体に馴染ませてもらう時間をとって頂きました。

 その後、身体の調整を少々。かなり身体が変わった印象もあったので、立っていただくとちょっとふらつくというか変な感覚もあったみたいですが、立った状態になれると、お顔の表情も全然違いました。

 『あ~、何か楽です。違う。』

 やっと身体のスイッチが入ったような手応えがありました。

 じゃあ、最初からポールに乗ったらええやん!って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の方の場合はそれもちょっと違うような気もいたします。

 実は、もうひとつ想うところがありました。

 この方は、たしか3回目までは、女性の方らしく毎回スカートで来院されていました。もちろん整体後の予定など、プライベートなことまでお聞きいたしませんので分からないんですが、4回目の来院時はジャージのような服装でおみえでした。特に、その日に走る予定はないということは聞きましたが。

 ジャージの理由や何か気持ちの変化があったことまではお聞きしていないですし、当院の着替えの服が嫌だったかもしれないですが…(笑)。

 それもスイッチが入る要因になったのではと今更ながら思います。

 身体のスイッチ、身体への『気づき』っていうのはいろんな要素が関連していると思いますよ。

 特に慢性化した症状をお持ちの方や、自覚のない肩こりがある場合、ポールに乗ればオッケーでもないし、生活習慣なども大切です。

 ただ、身体を良くするためのスイッチを入れること、健康にはその先があるっていうのは、こういう意味合いのことだと思っています。

 ちょっとしたストーリーがあるんだと思いますよ。




 症例② 坐骨神経痛



 内なるスイッチ
昨日、友人の紹介で来て頂いた30代男性のお話です。この方は、2,3か月前から左足の痛み、坐骨神経痛のような症状でお困りで来院されました。

 これまでも、たびたび腰痛に悩まされたそうですが、今回の左足の痛みは、いつもの腰痛とは違い、接骨院にたびたび通ったそうですが、なかなか改善しなかったそうです。

 この方の左足の痛みは、走ったり、動いたりしても痛くないんですが、少し前にかがんだり、寝て起き上がる時などに足が痛むようでした。

 はじめに骨盤の歪みの調整や仙腸関節などを施術しましたが、少しの軽減だけで、まだ起き上がりなどは辛いとのことでした。次に、膝の裏の部分、足首の部分を調整、あと後頭骨を調整しました。

 『まだ痛いですが、だいぶ足も挙がるようになりました。』

 で、再度、股関節や骨盤の調整後。

 『足を挙げる時に少し痛みはありますが、全然起き上がりが痛くないです。てゆうか、久しぶりに普通に起き上がれます!』と、お客様。

 まだ、痛みゼロではなかったですが…、こんなに動ける、足が挙がる~。っていう感覚と認識で

身体が良くなるスイッチが入るんだと思います。

 

症例③ ぎっくり腰 以前に書いたブログ記事から抜粋

詳しくは、こちら ➤➤ ぎっくり腰と身体のスイッチが入るというお話

症例④ 肩の痛み 2020年11月に更新したブログ記事から

詳しくは、こちら ➤➤ 肩の痛みと良くなるスイッチが入るというお話

*あくまでも個人的な見解のお話になります。

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