腰部脊柱管狭窄症という病名はなかなか酷な症状かと思います。病院の理学療法士時代、今の整体院になってからも、何人もの方を施術させてもらいました。
ガンの転移、排尿障害を伴うような腰痛など、、特殊な腰痛を除けば、個人的には変化を出すのが難しい、症状によっては整体の適応外になりえる病名でもある脊柱管狭窄症。
そんなコトを今回は書かせていただきますので、良かったら続きをどうぞ。
ただ、今回の症例の方は、その逆というか、脊柱管狭窄症と診断されていても、、症状の軽減や整体を受けることに満足してくださる方もいらっしゃいますし、全然、整体での適応範囲内だと思ったお一人でした。
どうしても、病名。って言う言葉やイメージ、場合によってはレッテル?だけが一人歩き!?していることなんて、たくさんあるように感じるし、だからこそ、この整体院では病名や診断結果を特に重要な要素として考えてはいないですよ。と常々整体院で言わせていただき、ここにも書かせていただいています。
そんな症例を今回はご紹介させて頂きます。
*ご本人さんにも許可を得てご紹介しています。

60代女性の方のお話で、約10年くらい前にMRIで、軽度の脊柱管狭窄症と診断されて、もちろん手術などは必要ないとのことでした。ただ、10年前のことなんで、診察でのお話やお客様自身の記憶も多少曖昧だとは思いますけど、いわゆる間欠性破行のような症状は当時も現在もなくて、多少の足裏や足の痺れっぽい症状がある程度の下肢症状。
その方が、当時の診察で覚えているのは、軽度の脊柱管狭窄症と、腰は反らないように。と言われたことでした。
ちなみに、その方がなおえ健康院にお越しくださった時は、5,000歩くらいは続けて歩けるけど、足が疲れるし、足裏に痺れを感じる。日常では、左腰部辺りに痛み、寝返りや起き上がりで痛いというのが、主な症状で、私は脊柱管狭窄症があるから、反ったらダメ。。なんです。というお話。
言葉などの切り取りみたいになりかねないですが、、誤解のないよう、、私には、お医者さんの前後のお話、どんな流れとどういう意図でおっしゃったか分かりませんけど、腰は反らないほうがいい。的なことはおっしゃったんだと思います。
実際のところ、腰部脊柱管狭窄症をお持ちの方は、程度は難しいですが、反る動作には症状を誘発させる可能性は高く、それこそ間欠性破行の特徴としても反る姿勢によるものも大きい。脊柱管が狭くなっていることでの神経の圧迫が主な原因ですので、そうなるかと思います。
ですので、逆に、間欠性跛行のような症状が出た場合には、その場にしゃがみ込んだり、椅子などに座ることで症状が緩和するという特徴も教科書的なコトで、腰を曲げるような姿勢で脊柱管を少し広げる、圧迫を減らすようにすることで症状が落ちつくというのが腰部脊柱管狭窄症の特徴。
文章が長くなってきましたが、、そのメカニズムを知ることは大事かと思います。
だから、病院さんや整体院さんなどで、どんな動きで、どんな姿勢でどんな経緯で痛みが出るのか、何をしたら緩和するのか、、などをお聞きしているわけです。
逆に、腰を曲げる姿勢で狭窄症のような症状が出る場合もあるかもしれません。。私自身、そのような症例は見たコトはないですが、似たような症状を出す場合だってあるかもしれないというコトも、、脊柱管狭窄症だけでなく、いろんな症状や病名をお待ちの場合でも、いろいろと痛みのメカニズム、原因の可能性は捨てきらずにいることも、整体をする上では大切に思っています。
そもそも、身体のコトを科学的に完璧に理解、分析できるコトは、、今後何十年経っても分からないんじゃないかと、私個人は考えています。
現状でさえ、腰痛の8割程度は、、原因が分かってない…って言われているんですから、、今回の症例も、腰部脊柱管狭窄症かどうかも何とも言えませんし、もちろん、私の見解も合っているという保証もないんです。
それくらい身体の不調の要因や痛みはヒトそれぞれであり、今回の方でも書いていきたいんですけれど、脊柱管狭窄症ですかね~。と言われたり、腰を反ってはダメ!と想う、認識することで、、いろいろとややこしいコト、結果的に良いコト、脳や意識的な要素でブロック、制限がかかるコトは大いにありえると考えています。。実は、この方、4,5年前には違う整形さんを受診して、その際には、変形性脊椎症と言われたそうです。
長くなってきましたので、、続きはまた次回ということにさせて頂きます。
次回は、変形性脊椎症という診断でのお話と、その症例の方にたいしてどんな整体、施術をさせて頂いたかを書かせて頂く予定です。
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました…。
3回分くらいになりそうなんで、、ちょっと考えますね、、。
