意識と無意識、整体的な考え

今回は、身体のこと、整体において意識や無意識に関する私自身の考え方をご紹介します。一般の方には少しマニアック!?な話にはなるかと思いますが、施術内容などの話にも触れますので、私の整体院を選ぶ上での参考にしてくださればと思います。

なるべく、簡潔に、、書ければと思います。。

心理学的には、意識は氷山の一角

意識と無意識という観点から身体を考えるのは整体での身体の調整におけるひとつのやり方。だと私は考えています。

たまたま長男が遊んでいた時の様子。。ブログのネタをくれた(笑)

意識を『考える脳』無意識を『感じる脳』と表現されたりします。

10年ほど前に書いた記事ですが、意識や無意識、細かく言えば、意識と潜在意識の話を詳しく知りたい方はこちらもご参考に。

古めの情報かもしれませんので、、あしからず。

こちら ➡➡  『考える』脳と『感じる』脳

そもそも、ヒトの生活の上では、無意識下というか、自動化された動きが生活のほとんど。
歩く時も階段の登り降りも、右足だして次は、左足…ってことはほとんどの方がしないこと。

こういう動きに関しては、感じる脳という意味合いというか、、専門的に言えば、、歩行は、脊髄や脳幹などによる無意識かつ自動的に遂行する『自動的プロセス』とも言われていますし、歩行の調整には、大脳基底核やもちろん小脳による働きもあるんですけど、、細かいのでやめておきます。。

ただ、あえて書いたのは、脊髄や脳幹という言葉や理屈には少し触れておきたかったので書かせていただきました。。

簡単に言えば、歩行などは無意識の領域であり、それを調整したり命令するのは脳であったり神経系の働き。そこには脊髄や脳幹なども含まれています。

そのため、、いろんな脳血管障害などでは、、歩いたりするのも困難になるし、身体の動作を調整する・うまく遂行するは大変だということ。脳梗塞などでの麻痺が分かりやすい例かと思います。

射的でのフォームの調整も無意識、視覚が有意な意識

ちょっと、写真がごちゃついてますが、、こういう遊びでは、五感の中の視覚という感覚を意識的に優位に働かせながら、身体、肩の位置やフォームはほぼ無意識というか、そっちまで余裕はない場合が多いはず。

もちろん、アスリートやプロの方はちょっと違ったりするでしょうが、普段から痛みが発生するのは、慣れない動作などで肩に無駄な力が入ったり、長時間の同姿勢や、負担のかかること、バランスをいつのまにか崩すことで痛みやコリが発生するものではないですか?ってお伝えしたいわけです。

あ、今、痛めた、肩こりになってきたというよりは、ずっとパソコンや携帯見てたら、気づいたら肩凝ったなぁ、、腰が重いなぁー。みたいに後になって気づくようなことです。

そんなメカニズムで、無意識的な範囲、領域で起こることが多いのが、皆さんがお困りの症状の大半だと考えいますので、無意識の領域での整体には意味があると考えています。

そして、このように運動や動作をするのも、さらに痛みを感じるのも、身体的には神経や感覚がとても大きな意味をしめるということです。

ここで大事なポイントは、簡単に言えば、筋肉は命令されて神経の作用によって動かされているだけというところ。

だから、筋肉へのマッサージやストレッチだけでは、根本の原因が深い場合、、無意識への領域へのアプローチが必要な原因の場合によっては、なかなか調整されにくい。と私個人は考えています。

もちろん、マッサージやストレッチでは一時的には楽になるでしょうし、皮膚にも神経、感覚受容器はあるので、、マッサージによって皮膚から神経にもアプローチできるのも事実ですが、強い痛みや不快感を伴う場合には、どうしても意識の領域へのアプローチにもなり、それに加えて、痛みによって防御性収縮が起こってしまうはずです。

筋肉に命令を出す、大元でもある神経への調整が必要な症状はたくさんあるのではないかと考えています。

だから、私個人の考えとしては、神経の調整は整体では必要なコトであり、かつ、ソフトな刺激で無意識の領域で調整するほうが効果が高いと考えていますし、脳幹による反射の作用や脊髄の感覚受容器に関連するような調整をしたいのであれば、よりその辺りも施術者としての意識には必要なんだと個人的には感じています。。*個人的な意見・感想です。

ただ、ここで一つ、私も痛みを伴う施術を使う場合はもちろんあります。何を目的に、どの領域のどの場所を調整したいかでも意図が変わってきますので、、細かくは書きませんが、今回は無意識の領域に関して、フォーカスをあてて書いていますので、、ご容赦ください。

もちろん私もまだまだ絶賛勉強中ですが、無意識の領域を意識した神経への整体は大切な施術の一つ。

それと、やっぱり快感覚を操る、操体法も私にとっては大切な理論のひとつ。

快や不快という感覚は、特に大脳辺縁系を中心とした、今回のテーマで言えば、『感じる脳』側の領域になるんです。。これについてはまたどこかで書きますね、、。

散髪後の背中にある!?髪の毛が気になる(笑)不快。。

そんなわけで、快という感覚や神経にソフトな施術でアプローチする整体、なおえ健康院の施術にご興味があればぜひ一度お気軽にお問い合わせください♪

交感神経や副交感神経、迷走神経などが関与する脊髄の調整も、いろんな身体の不調に大きく関わっていると考えていますし、頭蓋骨やお顔、手なども大事な調整箇所とも考えています。

以前、脊椎の重要性については、ブログにも書いたので、ご興味がある方はこちらのブログ記事も良かったら読んでやってください。

こちら ➡➡ 整体での脊柱、脊椎の重要性


最後に、、意識や思考に頼り過ぎると、身体は硬くなる。って思っています。

まさに、、ブルースリーの世界観です…笑

考えるな、、、感じろ!!です。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

やっぱり長い、、そしてややこしいですかね。。

精進させていただきます。

私の子供達も、最近は何故かハマっています。。。その仲間達の種類も多い。。

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